この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
依頼者は30代の男性。結婚して3年目の妻が不貞行為をしたと確信していた。子供はいない。
解決への流れ
妻が日曜日に朝帰りしたときに、車の中から見つけたレシートが、東広島市内の商業施設でのものだった。不貞行為の相手とされた男性は、東広島市在住だった。その男性を呼んで私が話をしたところ、「朝まで一緒にカラオケにいた。」と主張したが、「どこのカラオケ店ですか。」と質問したら、答えられなかった。結局、状況証拠が複数あり、不貞行為と慰謝料が認められた。また、不貞行為をした者からの婚姻費用は認められないので、別居期間中離婚時までの婚姻費用も払わずに済んだ。
男性との会話は、録音して反訳書を付けて、証拠提出しました。一応違法収集証拠になるかという問題が生じますが、刑事裁判において捜査機関が秘密録音した場合は違法収集証拠になりますが、民事の場合は曖昧です。トラブルになったら、積極的に録音するようにしましょう。反訳は、自分でやらずに、専門の業者に頼んだ方が、証拠としての信用性は高いです。