数年前に離婚し、養育費についても取り決めを行っていたが、突然夫から「体調が悪く収入も減るから」などと言われ、養育費を毎月数万円単位で一方的に減額されてしまった。お子さんを抱えながらなんとか仕事をしており、数万円も減らされてしまっては生活が立ちいかない。家賃の支払いも厳しくなってしまっています。と大変深刻な表情でご相談にいらっしゃいました。

ご相談を受け、速やかに必要書類を整えて、養育費の支払いを求める調停（家庭裁判所を利用した手続きです）を申し立てました。夫の収入減少も一定程度はありましたが、最終的には数千円程度の減額幅にとどめ、ほぼ減額される前の金額に戻すことができました。夫に勝手に減額された分も一括で取り戻すことができ、家賃の滞納も解消することができました。ご相談者様は、これで安定した生活を取り戻すことができましたとおっしゃっておられました。決まっていなかった子どもの大学進学後の費用についても取り決めをすることができ、将来の見通しもたてることができました。お客様からは「調停では、自分でうまく話せないところをフォローしていただいたり、専門的な視点で説得力のある説明をしてくださったのが大変ありがたかった」と言っていただけました。