ご依頼者さまは交差点を歩行中にタクシーと接触し、頭部を激しくぶつけて意識障害となり、病院に救急搬送されました。加害者側から謝罪がないことに不満を感じ、少しでも高額な賠償金を支払って欲しいと考えていました。ご依頼者さまは、今後の示談の進め方などを弁護士に相談するため、弁護士法人プロテクトスタンス福岡事務所にご連絡されました。また、頭部を激しくぶつけて後遺障害が残る可能性があったことから、等級認定の手続きも含めて対応を依頼されました。

病院で検査を受けた結果、ご依頼者さまは「びまん性軸索損傷」と診断されました。本件を担当した弁護士が後遺障害の等級認定の申請手続きを進めたところ、12級に認定されました。加害者側の保険会社との示談交渉では、賠償金として240万円が提示されましたが、弁護士が算出した金額よりも大幅に低い金額でした。断固とした姿勢で弁護士が増額を求めた結果、提示額から2.5倍以上となる660万円が支払われる内容で合意し、420万円もの増額に成功しました。