犯罪・刑事事件の解決事例
#過払い金請求

残っていた負債がなくなり過払金約300万円が戻ってきた

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鈴木 淳也 弁護士が解決
所属事務所鈴木淳也総合法律事務所
所在地東京都 墨田区

この事例の依頼主

50代 男性

相談前の状況

10年以上前から借入を開始し、借入と返済を継続してきました。ここ数年は、返済する一方でしたが、なかなか負債が減らず約100万円の負債が残った状況で毎月の返済額を減らすために弊所に相談に来られました。

解決への流れ

取引期間が長かったため負債自体が減る可能性が高く、これまで取られていた利息がかからなくなること、毎月の返済額も軽減される見込みであることを弁護士から説明し、裁判所を使わない任意整理という形の債務整理の方法で進めることとなりました。債権者から取引履歴を取り寄せた所、本人の記憶と異なり約20年前に借入を開始したこと、長い間法定利息を超える利息を支払ってきており、弁護士が引き直し計算(法定利息に基づき計算しなおすこと)した結果、約300万円の過払金が発生していることが判明しました。交渉の結果債権者は協議だとその8割しか返還できないと主張するため、訴訟を提起しました。訴訟の途中でほぼ満額を返還してもらう和解をして解決。

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鈴木 淳也 弁護士からのコメント

この依頼者の方は10年程前に借入れを開始したということでしたが、実際は20年程前でした。このように、借入開始時期の記憶は実際と大きく異なることは多々あります。借入時期が古ければ古いほど、払い過ぎた利息が多くなりますので、引き直し計算をすると、現在の負債が無くなるどころか、逆にお金が手元に戻ってきます。任意整理をすることで、過去に払いすぎた利息があれば現在の負債額を減らせますし、今後の利息がかからない形で和解するので、元金だけ返済すればいいようになり、結果的に完済するまでの総支払額を大幅に減らすことが出来ます。