犯罪・刑事事件の解決事例
#人身事故 . #慰謝料・損害賠償 . #後遺障害等級認定

歯牙欠損について,弁護士と主治医との連携により後遺障害14級を獲得し,賠償額を35万円から230万円へと195円増額できた事例

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中森 真紀子 弁護士が解決
所属事務所つつじの総合法律事務所
所在地兵庫県 加古川市

この事例の依頼主

10代 男性

相談前の状況

被害者は小学生ですが,交通事故により歯を折り,差し歯を入れました。歯科医院での治療を終えた後すぐに保険会社から示談金の提示がありましたが,後遺障害等級認定を申請することも勧められませんでした。保険会社の提示額が極めて低かったため,被害者のご両親は,将来,差し歯の取り替えが必要となる場合などの費用にも満たないのではないかと心配され,適正な賠償を得たいと当事務所に相談に来られました。

解決への流れ

弁護士が受任後,歯科医院の主治医と連携し,被害者の受傷状況を確認したところ,後遺障害の等級に該当する可能性があることが分かりました。そこで,自賠責保険に対し,弁護士を介して後遺障害等級認定の申請を行い,結果として14級2号の認定を受けることができました。

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中森 真紀子 弁護士からのコメント

後遺障害の等級に該当するかどうかは所定の要件がありますが,その判定には専門知識を要することが多いです。本件事案のように,保険会社担当者が後遺障害等級該当の可能性を見逃している場合,後遺障害等級の認定を受けられないことで,低い金額での示談に応じる結果となる危険があります。受傷内容に比して保険会社の提示額が低いとお感じになる場合には,解決の糸口が何らかの形で見つかる可能性がありますので,弁護士に相談された方が良いでしょう。