犯罪・刑事事件の解決事例
#自己破産

《個人破産・同時廃止》病気・失業が原因で借入れを重ねた結果,債務額が約250万円になり,自己破産(同時廃止)で解決した事例

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西 岳郎 弁護士が解決
所属事務所あおぞら法律事務所
所在地東京都 墨田区

この事例の依頼主

30代 男性

相談前の状況

私は,約10年前,仕事上のストレスから,うつ病になり,当時の勤務先を退職しました。その後,通院しながら,何度か再就職,失業を繰り返すうちに,生活費のため,銀行のカードローン,カード会社,信販会社から借入れを重ねた結果,債務額が約250万円にも達しました。現在,うつ病の症状は安定し,落ち着いて仕事ができるようになり,手取り20万円の給与収入があるのですが,これまでに作ってしまった借金がなかなか減らず,今後の生活が不安です。

解決への流れ

法律相談を受け,すぐに自己破産を決断しました。依頼後は,債権者からの請求も止まり,弁護士さんから指示された準備(住民票や預金通帳のコピー,家計表の作成等,比較的簡単なものでした。)をして,依頼から2か月後には破産申立て,更に3か月後には,債務が免除されて無事に解決に至りました。費用は,実費を含めて全部で20万円弱,分割払いで対応してもらいましたので,無理なく,依頼をすることができました。

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西 岳郎 弁護士からのコメント

個人の方が破産を申し立てする場合,裁判所で,事案によって,①同時廃止,②管財事件のいずれかに振り分けられます。特段の資産(具体的には,33万円以上の現金,又は,20万円以上の(現金以外の)資産)がある場合や,浪費・ギャンブル等の事情がある場合,事業主である場合などは②(管財事件),それ以外には①(同時廃止)になりますが,①②の大きな違いは,②(管財事件)の場合,実費として,収入印紙等のほかに,別途20万円の予納金が必要になることが挙げられます。ご相談のケースでは,ご本人に特段の資産がなく,浪費・ギャンブル等の事情もありませんでしたので,①(同時廃止)として,解決することができ,費用は低額に抑えることができました。■参考 同様の事件を当法律事務所にご依頼いただいた場合の費用総額:着手金172,800円,報酬金0円,実費約25,000円