犯罪・刑事事件の解決事例
#性格の不一致 . #面会交流 . #婚姻費用 . #別居

面会交流についてなにかと理由をつけてキャンセルを続ける妻、そして腰の重い調停委員を説得し、早期の面会交流を実現

Lawyer Image
三上 諒 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人オールニーズ法律事務所
所在地兵庫県 神戸市中央区

この事例の依頼主

20代 男性

相談前の状況

相談者(夫)は、妻が家を飛び出してから、妻がどこに住んでいるかも知らされず、子供(4才)ともしばらく会えない状態が続いていました。

解決への流れ

弊所弁護士にご相談いただき、面会交流調停を申し立てました。そこでの妻の主張は、子供を夫に会わせるにしても妻とその親が立ち会うこと、月に1回1時間、という条件でした。しかし、子供と夫の関係は良好であり、また、もう乳児ではないことから、母親が付きっ切りでなくても面会を実現でき、また時には宿泊すらしても問題ない状況でした。しかし、調停委員はなぜか妻の意見ばかりに耳を傾け、一向に面会の条件を修正しようとしませんでした。そこで、弊所弁護士は、調停委員に両親の子供にとっての存在の大切さ、また、夫の養育監護能力に何の問題もないこと等を根気強く伝え続けた結果、面会条件が少しずつ修正され、最終的には宿泊込の面会まで実現し、調停成立させることができました。

Lawyer Image
三上 諒 弁護士からのコメント

面会交流というものは、家族の在り方を決めてしまう重要なものであり、他人が踏み込めない部分も多く、弊所としても常に関わり方を模索する必要があり、非常に難しいテーマです。しかし、一生懸命に依頼者の家庭や家族と向き合っているうちに、適切な関わり方にたどり着けると信じています。しかし、我々が代理人として家族の在り方を模索する一方で、家庭裁判所の調停委員も一生懸命事案に向き合っているとは思うのですが、時にバランス感覚に大きな偏りのある調停委員にあたってしまうこともあります。それでも、そのような調停委員のせいで、家族関係に影響が出てしまうのは、私は納得できないので、調停委員とぶつかってでも、家族の在り方、子供の成長を守りたいと思っております。私は、そのような時には馬力の必要な仕事を突き詰めてきた自負がありますし、これからも依頼者の家族の在り方、子供の成長には、人一倍こだわって行きたいと考えています。