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冷凍パスタ「スパ王」にも「ゴキブリ」――日清「発表したのはペヤングと関係ない」
2014年12月10日 19時11分

日清食品冷凍は12月10日、同社が製造・販売している冷凍パスタに、ゴキブリとみられる「虫の一部」が混入していたと発表した。同社は「経路は不明だが、具材に使用している野菜から混入した可能性が高い」として、同じ製造日の商品だけでなく、混入の可能性が否定できない商品約75万食を回収する。

日清食品ホールディングスの広報部によると、お客さま相談室に11月10日、消費者から「異物が混入している」という電話があった。苦情があった商品は、今年10月に静岡県内の工場で製造された「冷凍 日清スパ王プレミアム ブロッコリーの入った海老のトマトクリーム」 。日清食品冷凍はこの商品を引き取り、消費者に謝罪した。しかし混入経路が不明だったため、発表や回収はおこなわなかったという。

ところが、12月2日と5日に、別々の消費者から同じような苦情電話が2件あいついだ。調査したところ、11月に発覚したものも含め、3件とも「同じ商品、同じ製造工場、同じ製造日」であることがわかった。そこで、関連性の高い事案だと考え、DNA検査等をおこなったところ、異物の正体が虫(ゴキブリと推定)の一部だと判明した。

日清食品ホールディングスによると、2011年にも「虫の混入」事案があったが、消費者からの指摘が1件だけだったことから、発表や回収はおこなわなかったという。

今月は、まるか食品が製造するカップ焼きそば「ペヤング」にゴキブリが紛れ込んでいたという騒動があったばかりだ。日清食品ホールディングス広報部は「当社の基準で発表・回収を判断した。今のタイミングだからというわけではない」と述べ、ペヤングの騒動と今回の発表との関連性を否定している。

回収の対象となっている商品は、下記のとおり。

「冷凍 日清スパ王プレミアム ブロッコリーの入った海老のトマトクリーム」 

(賞味期限 2015.10.1、2015.10.21、2015.10.28、2015.10.31の日付商品) 

「冷凍 日清もちっと生パスタ 焼鮭とブロッコリーの濃厚クリームソース」 

(賞味期限 2015.10.10、2015.10.21の日付商品) 

「冷凍 日清もちっと生パスタ ベーコンとブロッコリーのカルボナーラ」 

(賞味期限 2015.10.22の日付商品)

(弁護士ドットコムニュース)

日清食品冷凍は12月10日、同社が製造・販売している冷凍パスタに、ゴキブリとみられる「虫の一部」が混入していたと発表した。同社は「経路は不明だが、具材に使用している野菜から混入した可能性が高い」として、同じ製造日の商品だけでなく、混入の可能性が否定できない商品約75万食を回収する。

日清食品ホールディングスの広報部によると、お客さま相談室に11月10日、消費者から「異物が混入している」という電話があった。苦情があった商品は、今年10月に静岡県内の工場で製造された「冷凍 日清スパ王プレミアム ブロッコリーの入った海老のトマトクリーム」 。日清食品冷凍はこの商品を引き取り、消費者に謝罪した。しかし混入経路が不明だったため、発表や回収はおこなわなかったという。

ところが、12月2日と5日に、別々の消費者から同じような苦情電話が2件あいついだ。調査したところ、11月に発覚したものも含め、3件とも「同じ商品、同じ製造工場、同じ製造日」であることがわかった。そこで、関連性の高い事案だと考え、DNA検査等をおこなったところ、異物の正体が虫(ゴキブリと推定)の一部だと判明した。

日清食品ホールディングスによると、2011年にも「虫の混入」事案があったが、消費者からの指摘が1件だけだったことから、発表や回収はおこなわなかったという。

今月は、まるか食品が製造するカップ焼きそば「ペヤング」にゴキブリが紛れ込んでいたという騒動があったばかりだ。日清食品ホールディングス広報部は「当社の基準で発表・回収を判断した。今のタイミングだからというわけではない」と述べ、ペヤングの騒動と今回の発表との関連性を否定している。

回収の対象となっている商品は、下記のとおり。

「冷凍 日清スパ王プレミアム ブロッコリーの入った海老のトマトクリーム」 

(賞味期限 2015.10.1、2015.10.21、2015.10.28、2015.10.31の日付商品) 

「冷凍 日清もちっと生パスタ 焼鮭とブロッコリーの濃厚クリームソース」 

(賞味期限 2015.10.10、2015.10.21の日付商品) 

「冷凍 日清もちっと生パスタ ベーコンとブロッコリーのカルボナーラ」 

(賞味期限 2015.10.22の日付商品)

(弁護士ドットコムニュース)

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